福山市を拠点に
骨董品の買取なら新古美術文大です。
当社では広島県福山市を拠点に
骨董品の出張買取をしておりまして
岡山県や広島県はもちろん
香川県や愛媛県などからも買取依頼がございます。
ということで今回は
広島県福山市で骨董品の買取の際に出てきたお品をご紹介します。
古八代焼 三島瓢徳利(こやつしろやき みしまひさごとっくり)
白い土の風合いが美しい徳利です。
武骨なくびれ方が何とも言えない魅力がありますよね。
ということで用語解説です
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八代焼(やつしろやき)
熊本県の代表的陶窯。高田焼(こうだやき)平山焼とも言う。
細川三斎(さんさい)が八代(やつしろ)城に入城したとき、前任地から上野焼の創始者上野喜蔵(きぞう)を伴い、
現在の八代市奈良木町(旧名は高田)に窯(かま)を築いたのが発祥といわれる。
江戸後期には、白土を胎土として黒象眼した白焼が好んで焼かれ、白高田(しろこうだ)と呼ばれた。
三島(みしま)
李氏朝鮮時代に、朝鮮半島から日本に渡来した陶器のこと。
三島は粉粧灰青沙器(ふんしょうかいせいさき)と呼ばれ
15~16世紀に朝鮮王朝下で作られた白土を装飾に使った陶器を指す。
瓢(ひさご)
ひょうたん、ユウガオなどの総称
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八代焼は
豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に
陶工を連れて帰ってきた流れの歴史深い焼物です。
しかしながら、
一般の方には
なかなかこういった八代焼が
価値のある物とは分かりづらいと思います。
なので、
こういった感じの陶器で
価値があるかどうか分からないな・・・
という方はぜひ一度
新古美術文大へ鑑定・査定のご依頼をくださいませ!