笠岡ゆかりの津田白印による絹本掛軸です。柔らかな絹地に描かれた筆致は、淡墨のにじみと繊細な色調が調和し、文人画らしい静謐な気韻を漂わせます。余白を生かした構成が格調を高め、備後の近代日本画の流れを今に伝える古美術書画として鑑賞価値の高い一幅です。