備後ゆかりの画家・藤井松林による菊図掛軸です。紙本に描かれた菊は、清雅な気品と力強い生命力を併せ持ち、秋景の趣を端正な筆致で表現しています。淡い彩色と墨の調和が文人画の余韻を引き立て、備後の近代日本画の流れを伝える古美術書画として鑑賞価値の高い一幅です。