備後国福山藩第5代藩主・老中 阿部正精(号・阿部棕軒)による「神農図」掛軸です。絹本に描かれた神農の姿は、民生安定と医薬の祖を象徴し、端正な筆致と穏やかな彩色により格調高く表現されています。大名文人ならではの教養と気品が漂う、備後ゆかりの古美術書画として鑑賞価値の高い一幅です。