江戸後期、老中首座を務めた備後国福山藩第七代藩主・阿部正弘公の書。凛とした筆勢に為政者の見識と気骨が宿り、紙本に力強い墨韻を残します。二重箱付で伝来も確か。幕末政局を担った名君の遺墨として、歴史的価値の高い掛軸逸品です。