備後出身の書家・藤井松林による「小女之図」掛軸で、松島一晃の識を添えた興味深い一幅です。可憐な童女の姿を温雅で端正な筆致により描き、人物表現の繊細さと文人交流の気配を今に伝えます。識箱を備えた資料性も高く、近代備後文人書画の魅力を味わえる蒐集価値ある作品です。