備後ゆかりの画家・大村廣陽による「中夏 緑柳黒馬」図の掛軸です。青々と茂る柳陰に佇む黒馬を端正かつ伸びやかな筆致で描き、静かな季節感と気品ある構図美が際立つ一幅。絹本ならではの柔らかな発色も魅力で、近代地方画壇の息吹を今に伝える鑑賞性と資料性を兼ね備えた書画作品です。